3. ハッとしてグッなプロモーション資料を用意せんとす
(その2:自分のできることを考える)
作成日:2013/09/03
気が付けば、はやいものでもう9月…。
長月といえば思い浮かぶ百人一首のこの一句。
今来むと 言ひしばかりに 長月(ながつき)の
有明(ありあけ)の月を 待ち出(い)でつるかな
素性法師(そせいほうし)
恋する男からの(社交辞令的、あるいはその場しのぎ的)一言、「すぐ行くから待っててね」を鵜呑みにし、夜が明けるまで待ってしまう女の寂しさが詠まれております。
…はてさて、これをただ“健気”と解釈するだけで、果たしてよろしいのか?
女の健気さがひたすら美徳になり得るのは、果たして幾つくらいまででしょう?
いや、幾つになっても健気な人にはこころ打たれますけど、しかし三十もすぎれば、健気さだけでは、おもた~でこわ~、場合によっては悲壮感さえ漂う気がします。
というわけで、待ちぼうけだけで終わらせないための営業活動を、検討し続けよう。
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再びプロモーション用資料について検討を続けます
気が付いたら、自ら課したスケジュールが守られていない…。
ええい!言い訳しないで期限を延長しよう!9/8(日)までじゃ!(開き直りじゃ!)じつのところ、前回(2013/08/27)記事を書きながら、もやもやっ、とした何かが頭をかすめた。
(おぉ?もしやこれはいいアイディア?)
などと楽観したわたくしは、頭に浮かんだアイディアの断片を、実際にかたっぱしから拾って試してみたところ、これが中々うまくいかなんだ。結果、微妙なアウトプットの山に囲まれ、途方にくれるわたし。
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そのとき、頭に浮かんだ とある金言
ドイツの作家、ケストナーさんは、こう言いました。
「いいアイディアはぶたれた犬のようだ」ぶたれた犬は、びくびくおどおどして人間不審であり、弱っています。こちらが一方的に仲良くなろうとか撫でさすろうとか意図して、パッ!と飛びつこうものなら、驚いて逃げてしまうのだ(と、ケストナーさんは言いたいのだ)。
いいアイディアもまた然り。ん?もしかしてわたしったら、いいアイディアに発展したかもしれないわんわんたちを執拗に追い回し、挙句の果てに逃げられてしまったのかしら?…もったいないことしたなァ!
ばかばか、……まてまて。
ケストナーさんを思い出すなんて、自分の能力を買い被りすぎだろう?いかんよ。金言が私にもたらしてくれたひとつの気づき。それは、
とにかく、今の私にできることに専念した方が良いよ…
というメッセージ。
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斬新なアイディアとかそういう近道ばかり探さずに
どうも生来怠慢なわたくしは、斬新奇抜なアイディアで目を惹けたら、とか、大胆な夢想ばかりしてしまうようです。 本来通るべき道筋を“楽して”飛び越えたいっていう、そういう発想、あさましいわ。
地味になる必要はないが、地道に必要なステップを踏んでいこう。
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“提供できるサービス”と“提供したいサービス”
“したいサービス”って、なにやらカツアゲまがいにサービスを買わせるような矛盾がありますが…。
それはさておき、前回作成したベン図を使って、“できるサービス”と“したいサービス”を分析するところから始めよう。以上を踏まえて、至極 みやすく、流れがスムースに展開されており、適度な見応え(ボリューム)を持つポートフォリオを、至急作成だ!
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結局、トライアンドエラーで、ブラッシュアップする作戦です
そもそもの原点に立ち戻れば、私は何もわかっちゃいないぺーぺーでございます。
そういう自分が初めからピントを絞ってみたところで、超ピンボケ!という危険性、大いにあり得る。ピンボケなアイディアをごしごしブラッシュアップする有馬…
なんだかまぁ、素性法師が詠んだ女の如く、悲惨だ。見方によっては健気かもしれないけれど、悲惨だ。だとすれば、営業活動する中でトライアンドエラー形式に、資料もブラッシュアップしていけばいいじゃないの?というか、そうするしか、ないんじゃないの?と、やっとわかりました。
おっと、今までごにょごにょ考えをこねくり回していた時間はなんなのだ!
いいんだ!それも大事な勉強の時間だ!というわけで、おそくとも今週末までにはポートフォリオを整え、出陣することにきめました。
電話アポとか悠長なこと言ってないで、飛び込みじゃ!…ヤケクソに聞こえるでしょうか?
いや、冷静です。ほとばしる情熱があるだけです。では、次回。