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プロローグ:どうしてお金持ちの絵描きになろうと思ったか
作成日:2018/09/04
プロローグ:どうしてお金持ちの絵描きになろうと思ったか
前回までのあらすじ:
私はなぜこのブログを書くのか?それ即ち、ローン返済という“お金”の問題に端を発す。主婦業をしながら絵を描きつつお金を稼ぐとなると時間を自由にする必要がある。時間を自由にするにはレバレッジを利かせて単価を上げればよい。よって、自分の絵をコンテンツに据えたうまいビジネスが展開できないものだろうかと考え始めた。
ピカソだったら、シャガールだったら、草間彌生だったらば、Sクワドラントで超絶高単価を誇れるのである。
しかし我と我が身に置き換えよう。Sクワドラントにいる限り、私の稼ぎは頭打ち。
だが望むのは青天井(理由としてのローン返済)。
だから効かせてレバレッジ、単価を上げて自由になろうぞ。
ポエム式で始めましたが、自らビジネスを展開したいわ、でもどうやって?というのが今回のテーマです。
目次
ビジネス、稼げるビジネス···。
私が求める要件は、己のみの単体で稼げること。子育てから解放される早朝を活用し、人を雇わず稼げるビジネスモデル···しかも大きく稼げるビジネスモデル···。
迷わず私はネット検索。
検索アンサー、
ネットビジネス!(ピカー)
ネットビジネス。インターネットビジネス、Webビジネスとか、呼称は様々。
そこで思い出したるは“サイト運営で稼ぐ”、との文言。どういうことなの?どうして運営するだけで稼げるの?以前から漠然と抱いていた(が調べることなくいた)疑問が再沸。
サイト運営は本当に稼げるのだろうか??本当ならば手を染めたい。無論、クリーンであるならば。
早速更なる情報収集、血眼になって探します。
極端に言えば、インターネットビジネスとは、インターネットを介して行うビジネスすべてを指すはず。
では “サイト運営で稼ぐ”という話に限定すると?
サイトでコンテンツを提供し、以下のいずれか、あるいは組み合わせの方法で稼ぎを得る様相。
※上の説明は飽くまで、わかりやすくするためのかなり簡単な分類と有名な事例です。すべてを網羅しようとするときりがない。
さて考えてみれば、Amazon、Yahoo、楽天や、Facebookに代表されるSNSとか、すべてサイト運営で儲ける企業である。だからインターネットビジネスとはクリーンもクリーン、まっさらな普通の商売ですね。Webを媒介しているだけのこと。
しかしなぜかインターネットビジネスという響き、いかがわしいイメージが漂う
···なぜだろう?
ひとたびGoogle先生に「インターネットビジネス」、「ネットビジネスとは」とか「ネットビジネス 稼ぐ」とか「ネットビジネス 方法」とか問うと、個人がいかにしてネットで稼ぐか?という情報が次から次へと表示されるのだが、その文言の蠱惑的なこと、言うまでもなし。
なんと!!!ブログで月100万円も稼いでいるですと??
そうです、「個人がネットビジネスで稼ぐ」といったコンセプトのサイトが星の数ほど検索ヒットし、しかもどれも似通っているのです。
キャッチフレーズは、「月100万稼いだ僕が」「月7桁稼ぎ続ける私が」、あるいはちょっと謙虚な月10万~。
コンセプトは、「ネットビジネスの方法を教えます」「ネットビジネスの極意を伝授します」。
飛んで火にいる夏の虫、ネオンに群がる夜の虫、カネにつられる起業志望者、目を皿のようにして読み漁る。
···飛んで火に入り、火傷?いや、熱風で咳き込んだくらいでしょうか。
検索&熟読により、マネーより大事なタイムを捧げた私の、集大成を次項以降に要約。
Webで個人が稼ぐ方法は2つに大別され、具体的手法はかなり細分化されるが凡そ以下の通りに事例分けできる。
ムム、なぜに広告料を強調するのか···?
“広告料”と書かれた項目は押し並べて、個人が商品を持たない状態、つまり手ぶら状態で参入可能なのでは。
さよう。つまり個人がWebで稼ぐ=広告料、がメジャーなわけです。
あくまでメジャーなだけだけど。
では私がWebビジネスに参入するならば?あるのは「コンテンツは私の絵(あるいは創作物全般)」という前提のみ。早速収益タイプと手法を検討してみようか。
つまり広告収入目当ての活動になびくのね。
イエス。
···あるいは売り上げと広告料のダブルとか。
完全に好みで、個人でサイト運営を選ぶ。
···以上が基本方針だとするならば、広告収入を大きくするために以下仕組みを整えることが重要になるのだろうか。
集客(アクセス数UP)
↓
販路拡大(広告表示率UP & 広告クリック率UP)
↓
収益増(広告収入UP)
アフィリエイトとは、商品を持たずに商品広告だけを扱い、広告費を得る商法全般を指す。そして個人に広告提携の仲介をしてくれるのが、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)である。というのも個人がWeb広告を扱いたい場合、広告主と1対1で取引できるにはよほどの集客力がないと無理である。認知度ゼロの個人がWeb広告に手を出そうとするとき、お世話になるのがASP。いわゆる、ネット広告仲介業者である。
以上までの流れでサイト運営によるWeb広告収入を目指すことに決めたわたしも、さっそくASP数社に登録したのであった。
色々と調べて導き出した結論。
楽して大きく儲けるなど、あり得ないとわかった。
···いつから「楽して」の枕詞つけてたの?
···そう、わたしは懲りないカモネギタイプ。スキあらば楽な方へ楽な方へ流れたくなるサガが憎らしい。
まじめになります。ビジネスを展開し儲けたいとするならば、ビジネススキームという基盤が第一。ツールに何を用いるかは方法論に過ぎないのである。
そしてWebは分母が世界インターネット人口40億に展開可能な点が有利なのだ。ビジネスチャンスをつかめれば一気に収益数を増やせるし、何より個人が参入しやすいツールでもある。
だから私もWebを使おう(再宣言)。
レバレッジを効かせる=不労所得でラクするという解釈をしてはいけない。「レバレッジを効かせる=優良なビジネススキームで効率的に収益を上げる」のであって、大きく稼ぎたければ優良なビジネススキームが必要になるし、優良なスキームを生み出すには相当な苦労が伴うはずなのだ。
人気ブロガーと耳にするたび、単にブログで情報発信するだけの人だと解釈し、情報の対価を得ているとは露も想像しなかった(いや、対価を得ずに熱心に発信する人が人気者になれるのかもしれないが、そのあたりの事情は正直わからない)。
人気ブロガー···いいな。
こら、勘違いしてはいけない。人気ブロガーは面白記事という有益コンテンツを読者に配信してこそ人気者になれたのである。至るには相当の苦労が伴ったはず。苦労失くして収益なし。なにやら某首相を思い出すフレーズ。
首相は「痛み失くして改革なし」と唱えたのでした。それにしても戦略とは大事なものですね。ちなみにわたくし大学で政治学専攻だったことを思い出した。
しかるに私がやるべきことは、絵画コンテンツサイト運営に乗り出してみることだろうか。晴れて成功したあかつきには、読者の皆様にワクワクを提供できた副産物として当該ブログで人気者にもになれるはず。
あ、またいやらしいこころが。
······