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プロローグ:どうしてお金持ちの絵描きになろうと思ったか
作成日:2018/08/31
プロローグ:どうしてお金持ちの絵描きになろうと思ったか
前回までのあらすじ:
Webサイト事業者として個人事業主となった私は、自らWebデザインディレクターとなり自らをイラストレータとして指名しようとしたが、失敗。店舗系顧客からイラストは求められていなかった。加えて、時給換算すると¥900-という現実に直面し、アルバイトの方が余程気楽で給与も高いことに愕然。ビジネスの本質について深く考察を始める。
今回はあなたに、ビジネスにまつわる軽いご質問をしたい。
目次
あなたが答える前に私が答えましょう。
A.ビジネスを利用する側である!(ずばり!)
何の成果もあげていない私のブログをリアルタイムの初期段階で読むあなたは、恐らく何かしら成功求めて検索した結果たどり着いたはず(ありがとうございます。しかし期待に沿えるかは不明)。あるいは私の友人であるはず(ありがとうございます)。さすれば、ビジネス提供経験のある方はほぼ皆無なはず。
ビジネスによって生み出されるサービスや商品を買う人は買ったモノを得、ビジネスを展開する企業に勤める人は給与を得、そうして両者共に、ビジネススキームのユーザにすぎない。ビジネスアイディアを基に組織体系化し操業にこぎつけた人が、真のビジネス提供者である、と私は分類します。企業に於いては創業者以外は皆ビジネススキームユーザ。
いかがでしょう?ここで改めて尋ねますが、あなたはどちらなのでしょう?ビジネスの利用者?提供者?
もうビジネスビジネス言いすぎてビジネスに食傷気味、あるいはゲシュタルト崩壊気味でしょうか?でもまだまだ続きます。真打登場。
ロバート・キヨサキという名前にピンとこない方も、「金持ち父さんと貧乏父さん」にはピンとくるはず。同書の著者がロバート・キヨサキであり、氏の「金持ち父さん」シリーズはパープル表紙シリーズとして広く世に認知される。成功求める輩には大人気のシリーズ。
かくいう私も多分に漏れず、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」の愛読者でした。企業就業者としてオーバーフロー気味だった2006年頃のことである。
副題である「経済的自由」という文言に、猛烈に惹かれました。タイトル買いしたと言っても過言ではない。
同書はキヨサキ氏の体験記のニュアンスも含むため長い本だが、つまるところの要旨をただ一文にするならば。
「経済的自由を得るにはレバレッジ(てこの原理)が不可欠」
読んだ当時は、わかるようでわからなかったこの言葉。今なお正確に認識できているか図る手立てはあるまいが、一つだけ確かに言えることが。
個人事業主として独立しても経済的自由は得られぬ、と提言するロバート・キヨサキさんは正しかった!
我が身をもっての証明に、しみじみとするのである。
同書を既読の方は、思われたことでしょう。
「キャッシュフロー・クワドラント」を読んだにも拘わらず、なぜ君はSクワドラントを目指したのか?と。
なんのことやらさっぱりという方に向け、先にロバート・キヨサキさんの提唱するキャッシュフロー・クワドラントについて概説を試みよう。キヨサキさんによれば、世の中で収入を得ている人は4種に分類できる。
うち、後者2つ(Bクワドラント、Iクワドラント)の有利なのはレバレッジを効かせられる点だ、と言う。ではレバレッジとは何か?
そして彼は言う。
レバレッジが効かせられればあなたは経済的自由を得られるだろう。効かせられない限り、経済的自由を得ることはない。そして一生お金のために働くことになるだろう。
つまりキヨサキさんは、
経済的自由を求めるならば、Bクワドラント(ビジネスオーナー)かIクワドラント(投資家)を選択せよ、と提唱する。(実際にキヨサキ氏は、Bクワドラントも経験した上でIクワドラントへ移行し、不動産投資に邁進して巨富を築いた。そして同書シリーズも発刊してさらなる巨万の富を得続けている模様です。羨ましきかな、ザ・成功者)
一方私は、
経済的自由に惹かれてキヨサキ信仰したはずなのに、
Sクワドラントはレバレッジが利かないとわかっているはずなのに、
Sクワドラント(独立個人事業主)を選んでしまった!!なぜ???
26歳当時Eクワドラントにいた私の書評は、
「レバレッジって何?何だかこの本、わかるようでわからぬ、かゆいところに手が届かぬ」。
特に、ポイントとされるレバレッジがどうにもわからぬ。テコの原理とか言われても···。
混乱した私は「レバレッジ=大企業が回る仕組み=豊富なリソース(人的資源と物的資源)」なのだと理解。キヨサキ氏が挙げた一つの具体例でしかないものを、そっくりそのまま唯一の解として解釈し応用できなかったわけである。
それゆえに、
自分で会社興す?人を雇う?いやいや、そんな苦労背負い込みたくないでしょ、Bクワドラントなんて何がいいの?
といった具合で、更には別方向へ妄想が膨らみ脱サラを夢見るように。
Bクワ、Iクワよりむしろ、自分の好きなことでSクワドラントになれたら最高じゃない。あぁ、画家になりたい。
···まぁ結局、脱サラまがいに退職だけを果たしました。
あれから40年ならぬ12年、今になって気づいたこと。
何をレバレッジに活用できるか、とアイディアできる頭が真のレバレッジなのだ
レバレッジに何を用いるか最適解を見つけ出せるか否かがわたしの腕の見せ所なのだろう。
理解できるまでになんと10年以上もかかった結論である。
···例によって例の如く、正解か判然としないのが難点ですが。
以上ここまで、私がBクワドラントを敬遠してSクワドラント(画家あるいはイラストレータ)を夢見た26歳当時の脳内を回想しました。
そして37歳になり、Webサイト構築事業者としてSクワドラントに立ち軽くエラー(詳細は前回記事を参照)。
······ん?なぜ初めから画家・イラストレータを目指さない??
そう思いましたか?その裏には単価という課題があった。次号に続く。